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終焉の詩 -ハジマリノウタ- (Shuuen no Uta -Hajimari no Uta-) (Kanji) - Imperial Circus Dead Decadence
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終焉の詩 -ハジマリノウタ- (Shuuen no Uta -Hajimari no Uta-) (Kanji) Imperial Circus Dead Decadence

終焉の詩 -ハジマリノウタ- (Shuuen no Uta -Hajimari no Uta-) (Kanji) - Imperial Circus Dead Decadence
此処は 貴方のいない世界
其処は 果てしなく遠い世界

運命という大きな存在は 時として私達を塵のように弄ぶ
そして私達というちっぽけな存在は
時に抗うことすら出来ずに散るだろう

人は とてもとても 小さな存在
だからこそ私は 君たちに大きな夢を描こう

「惨劇の血に赫く染まった愛と絶望の黒い死とが紡ぐ最期の物語」

この物語(おんめい)は終末の世界に生きた 一組の恋人達が紡ぐ御伽話である

男の名はアズラ 死の天使(アズライル)の役目を与えられた青年
少女の名はクロト 運命の女神(モイラ)の宿命(さだめ)を背負うことになる少女

かつては静かな幸せを育んでいた世界 その世界が終焉へと向かう時
二人の運命もまた破滅へ向かっていく

人々は自ら産み出した禁呪 アトロポスの獣と呼ばれる悪夢
害悪は光を肯定する闇であるかのように
其処に暗く大きな口を開けて 糸と意図を飲み込む

存在する要素が纏絡し 赫と黒に染まっていく世界
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