[安室奈美恵「Tempest」歌詞]

海を眺める少女がいた
消えそうな灯にしたたるしずく
空へ還そうと
小さな手 差し出す

何をこころに決めたのか
誰よりも私が知っている
泣いてもひとりなら
強くなろうと

時は
巡り
再来の風に吹かれて
その願いは遠く
誰かの明日を照らすだろう
そんなに傷ついて
上手には笑えなくて
今は少しだけ
目を閉じて
嵐が過ぎるまで

抱えてしまった空洞を
埋めようと選んだ言葉は
虚しく響き
過去へと 流れ着く
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