左右盲 (Left-Right Confusion) ヨルシカ (Yorushika)

[ヨルシカ「左右盲」歌詞]

[Verse 1]
君の右手は頬を突いている
僕は左手に温いマグカップ
君の右眉は少し垂れている
朝がこんなにも降った

[Chorus]
一つでいい
散らぬ牡丹の一つでいい
君の胸を打て
心を亡(わす)れるほどの幸福を
一つでいいんだ
右も左もわからぬほどに手探りの夜の中を
一人行くその静けさを
その一つを教えられたなら

[Verse 2]
君の左眉は少し垂れている
上手く思い出せない
僕にはわからないみたい
君の右手にはいつか買った小説
あれ, それって左手だっけ

[Chorus]
一つでいい
夜の日差しの一つでいい
君の胸を打つ, 心を覗けるほどの感傷を
一つでいいんだ
夏に舞う雹のその中も手探りで行けることを
君の目は閉じぬことを